【隼】🇯🇵JAPAN🇯🇵 hatenablog

誰かの為に何かを残せればと思います。

2022-01-01から1年間の記事一覧

「オレを戦犯にしろ」石原莞爾 最期の日々

関東軍作戦参謀として満洲事変を引き起こす一方、東条英機との確執で現役から退かされた石原莞爾。終戦間際にはいち早く東久邇宮内閣成立を画策し、戦犯から外された東京裁判では、尋問で米側を一喝する気概も見せた。 『世界最終戦論』で知られる石原は、終…

マッカーサーを感動させた、昭和天皇のお覚悟と天真の流露

昭和20年(1945)9月27日、昭和天皇がダグラス・マッカーサーを訪れ、会見しました。歴史的な会見として知られます。 昭和20年8月15日、玉音放送によって、日本の敗戦が国民に知らされました。この時、昭和天皇が心を痛めていたのは、自分の臣下であった者が、…

玉音放送【終戦の詔書(現代語訳)】

【終戦の詔書(現代語訳)】私は、世界の情勢とわが国の現状とを十分に考え合わせ、非常の手立てをもってこの事態を収拾しようと思い、私の忠義で善良な国民に告げる。私は政府に対し、アメリカ、イギリス、中国、ソ連の4カ国に、四国共同宣言(ポツダム宣言…

マッカーサーと昭和天皇そして全国御巡幸

昭和二十年(1945)九月二十七日のことです。昭和天皇が一人の通訳だけを連れてマッカーサーのもとを訪れました。「ついに天皇をつかまえるときが来た!」事前に連絡を受けていたマッカーサーは二個師団の兵力の待機を命じました。この時点で陛下をどのよう…

マレー沖海戦と武士道精神

日本人よ、目覚めましょう❗️ 武士道とは日本人の精神を支える倫理的な礎です。武士道の教え、すなわち「嘘をつかない」、「卑怯なまねはしない」、「最後まで誠実に行動する」という倫理観念は一般庶民の生き方にも大きな影響を与え、特に商取引を中心とする…

大東亜戦争の根本的原因を考察する

1 はじめに 大東亜戦争を「無謀な戦争」「愚かな戦争」と決めつけるのはいかがなものかと、私は考えている。大きな犠牲を払ったことは確かである。軍事的には徹底的に敗北した。しかし、敗北したからとて、「侵略戦争だったから」「大義名分なき戦争だった…

東條秀樹

東條英機といえば、日本を戦争に駆り立てた挙句、全土を焦土としてしまった人と見なされることが多いようである。流布する肖像写真までもが、軍国主義を象徴するかのような出で立ちであったことも、不評を買った一因であった。 しかし、この東條英機への悪評…

占守島の戦い

ロシアは大東亜戦末期の昭和20年8月9日、日ソ中立条約を無視し我国に対し宣戦布告しポツダム宣言受諾後の8月18日に千島列島に侵攻、その後9月5日までの間に北方四島の全てを占領し一方的に自国に編入した。 占守島(しゅむしゅとう)の戦いは,昭和20年8月17…

玉音放送(現代語訳)

終戦の詔書(しょうしょ)は、1945年8月14日の御前会議でポツダム宣言受諾が決定されたのを受け、発布された。翌15日には、昭和天皇が詔書を読み上げた玉音(ぎょくおん)放送がラジオで流れた。 天皇陛下のお言葉にあるように日本は他国の主権を侵…

天皇弥栄(すめらぎ いやさか)

「すめらぎ」の意味について ■「天皇」と書いて何とよむ? 小欄は「天皇弥栄」という名称を掲げている。なぜ「天皇」と書いて「すめらぎ」と読むか、それには理由がある。今回は「すめらぎ」の意味について考えてみたい。 本来ならば「天皇」は「てんのう」…